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「英語版上毛かるた」が販売されています - 群馬の観光や名物と上毛かるた

「英語版上毛かるた」が販売されています

【後日追記】
(2020.8.2)上毛かるたの札一覧 記事に英語版読み札の文面を全て追記しました。「英語版上毛かるた」に興味を持って頂いた方は、ぜひそちらもご覧ください。


■英語版上毛かるたに関する情報

 前記事 【STAY HOME】群馬県関連の各種コンテンツ を5月16日に更新した後、予定していたその記事の後半を書けていない状態ですが5月26日に群馬県文化振興課から次のような気になる発表がありました。

【5月26日】みんなで遊ぼう!「英語版上毛かるた」(文化振興課)
 群馬県では、本県の英語教育の拠点である県立女子大学外国語教育研究所や県教育委員会と連携し、県民が小さい頃から親しんでいる「上毛かるた」の英語版を作成しました。
 「英語版 上毛かるた」は、子どもでも楽しく遊んで学べるように工夫しています。すでに、県内の小学校5、6年生や中学校1年生の各クラスに配布しており、今後、書店等での販売をします。ぜひ「英語版 上毛かるた」をご活用ください。
 2020年7月現在、新型コロナウイルスの感染者が再び増加傾向にあるとはいえ、今さら【STAY HOME】の記事を書くのもなぁ~、ということで、しれ~っと前言撤回(【STAY HOME】の後半を書くとしていたのを無かったことに)して、「英語版上毛かるた」について書かせて頂くことにします。

■過去にもあった!?「英語版上毛かるた」の記憶

 今回発売された「英語版上毛かるた」の話の前に「過去にも英語版上毛かるたを見た記憶がある。多分、高崎駅ビル内『群馬いろは』でのこと」という私の記憶を過去記事で確認してみると……
群馬県内唯一の人出かも-高崎駅、イーサイト高崎、群馬いろは (2013.10.16更新)
う~ん、この記事内に「英語版上毛かるた」は登場していませんでした。記事に書かなくとも写真を撮った可能性はあったのですが、パソコントラブルにより2015年以前のデータを喪失してしまったため明確な証拠は示せない状況です。

「それでも英語版上毛かるたはあったはず!!」と、メモをチェックすると2019年2月22日付(おっと、ぐんまちゃんの誕生日!ですが、それはそれとして、上記した群馬県文化振興課の発表から遡ること約1年3ヶ月)の朝日新聞(web版)の『英語版上毛かるた 外国人に群馬の魅力PRへ』という記事内にこんな記述がありました。

 英語版の上毛かるたは1998年に財団法人群馬文化協会が作り、販売していたことがある。だが、発行元だった同協会は2013年11月に解散。著作権と商標権は県に無償譲渡され、その後の販売はなかった。
 当ブログの「群馬いろは」の記事が2013年10月16日更新で、群馬文化協会の解散が2013年11月なので、私が「英語版上毛かるた」を見た記憶は間違ってないと断言させて頂きます。でも最初に引用した群馬県文化振興課の報道提供資料にあるとおり、今回発行されたのは群馬文化協会のものとは違い新たにイチから作成された「英語版上毛かるた」ですので群馬文化協会発行の「英語版上毛かるた」は幻になってしまったようです。手に触れられる距離で目にしていたのに入手しなかったのは一生の不覚です(>.<)

■通常版より一回り大きな「英語版上毛かるた」

 長い前置きになってしまいゴメンナサイ。2020年発行の「英語版上毛かるた」を紹介していきます。
英語版上毛かるた箱表面
 う~ん……『Jomo』だと「じょも」と読んでしまうのは私だけでしょうか?現地での発音「じょうもう」を表現するなら “Joumou” だと思いますし、「じょおもお」もしくは「じょーもー」なら “Johmoh”だと思うんですよね。“Jomo”を「じょうもう」と発音するのであれば、逆に「じょも」と発音するにはどうに表記するのでしょうか。あっ、頭文字が大文字で固有名詞であることを表しているから “jomo” とは違い “Jomo” の場合は「じょうもう」と発音するってことでしょうか……う~ん、よく分かりません(-_-;

 唸ってばかりでは話が進まないので、分からないことは置いといて「英語版上毛かるた」の画像を紹介していきます。
 通常の上毛かるたの箱と比べるとこんな様子
上毛かるた英語版・通常版の箱サイズ比較
英語版は一回り大きいです。

 もしかして英語版のフタに描かれている絵の大きさが通常版の箱の大きさと一致しているのかと重ねてみると
英語版上毛かるた箱の上に通常版を重ねて比較
そういうことではないんですね。

 因みにここで比較に用いた上毛かるた通常版は、個別記事で紹介できていない最新の令和元年発行版です。
令和元年発行上毛かるた
令和元年=2019年の11月1日発行ですね。

 ついでに書くと「令和元年版」の前の「平成30年版」も購入してはいるんですが、やっぱり個別記事で紹介できていません。
平成三十年発行上毛かるた

 そんなこんなで我が家の上毛かるたは現在こんな状態になっています。
我が家の上毛かるた集合写真
もう完全に飽和しています。が、こうなったらやめられません。生きてる限り毎年上毛かるたを買い続けることになりそうです。が……さて……保管場所はどうしよう……(-_-;

■色々入っている「英語版上毛かるた」

 いつもどおり脱線を繰り返しててすみません。我が家の上毛かるたではなく、英語版の上毛かるたの話に戻って「開封の儀」を行っていきます。
 例によって楽しくかるた遊びをするつもりはなく、ブログネタ及び保存資料として扱うため、ビニールのオビを切らないように慎重に外していきます。
英語版上毛かるた オビを外す様子
で、フタを開けたらこんな様子でした。
英語版上毛かるた フタを開けたところ
なんか通常版よりも色々入ってるようです。
取り出して並べてみます。
英語版上毛かるたの中に入っているモノ
通常版だと遊び方の解説書が入ってるだけですが、それに比べてずいぶん盛り盛りです。

 英語版に入っている諸々を順番に見ていきます。まずは『「上毛かるた」及び英語版「上毛かるた」について』
書面『「上毛かるた」及び英語版「上毛かるた」』について
裏返すと…
書面『Jomo Karuta and Jomo Karuta (English version)』
『Jomo Karuta and Jomo Karuta (English version)』だそうです。
 う~ん、英文表記に馴染みのない私は、カッコ書きはあくまで補足であり、なくても意味は通じると考えてしまうので、それに従い()部分を外すと『Jomo Karuta and Jomo Karuta』となってしまい、なんだか良くわかんなくなってしまいます。
 あくまで個人的な感想ですが
“Jomo Karuta” and “Jomo Karuta(English version)”
みたいに区切っても良かった気がします……って私が英文に馴染みがないだけなのでしょうね。

 続いては『読み札裏面解説』
書面『読み札裏面解説』(1)
どうやらコレは読み札裏面の英文を日本語訳した文章のようです。
 あっ、読み札裏面の画像がないと意味が分からないですね。撮影順序を無視して【い】の読み札裏面を紹介します。
上毛かるた英語版【い】の札裏面
うん、私でも理解できるくらい、この英文の日本語訳が『読み札裏面解説』に書かれていることが分かりました。

 開封の儀に戻って、「いろはにほへと」から始まった解説書は
書面『読み札裏面解説』(2)
「つねならむ」で表面が終了。
 裏面は「う(ゐ)のおくやま」から…
書面『読み札裏面解説』(3)
「(ゑ)ひもせす」まで。
書面『読み札裏面解説』(4)
って、アレ?普通にいろは順での解説になってますねぇ。

過去記事 「上毛かるた」【ら】の札の不思議な扱い(位置と色)(2014.12.12更新)
でも触れたように上毛かるたの札の順序はこのようになっているはずです。
『「上毛かるた」で見つける群馬のすがた』から引用
(群馬県発行 『「上毛かるた」で見つける群馬のすがた』 P.94)

 まあ、一回でも普通にかるたとして遊んじゃえば、どんな順序で封入されていたかなんて関係ないですもんね。でもこの独特の順序のことを知らない人が律儀に並べて箱にしまおうとした時、この解説書を参考にすると「あれあれ?おかしいぞ。ピンク(赤)の札が1枚しか上にこない」ってなっちゃうんですよね。いや、いちいちそんな風にかるたをしまう人なんていないか(^_^;

■通常版とは分け方が違う「英語版上毛かるた」

 と、ここまで書いたところで「もしかして……」と思いフタを開けてみると………
(既に必要な写真は撮り終えたつもりだったのでオビは戻してあります)
「上毛かるた英語版」札の束の段差
あぁ~、そういうことですか。
【い】の束と【ら】の束の厚みが違います。
「上毛かるた英語版」札の束の段差アップ
う~ん…………………(-_-;
えぇえぇ、はいはい、そうですそうです、再度バラしてみましたとも(>.<)
上毛かるた英語版読み札の枚数を確認
枚数を数えると前半(【い】の束)が20枚。後半(【ら】の束)が24枚+白札1枚の計25枚。絵札も同じように20枚と25枚の束に分かれていました。

 つまり通常版では「【い】と【ら】の札が並ぶように、いろは順の一部を入れ替え…」となっていたのが、英語版では「【い】と【ら】の札が並ぶように、いろは順の真ん中よりも前で分けて…」ということのようです。それならそれで先ほどの『読み札裏面解説』も表面は【い】から【な】(20項目)、裏面を【ら】から【す】(24項目)にして、項目数の違いから発生した余白にこの件の解説を入れてくれても良かったのではないかと……
「だ~か~ら~!!そんなこと気にしてかるたを箱に戻すなんてトカ太くらいしかいないっての!!! (`A´)」
ですよねぇ~、失礼しました(^_^;

ということで再び「開封の儀」に戻って、次の書類は『英語版「上毛かるた」の遊び方』
書面『英語版「上毛かるた」の遊び方』
書面『How to play Jomo Karuta(English Version)』
『英語版の絵札には、英語のキーワードが書かれています。』という一文の追加と、若干表現が違う部分があること以外、内容は通常版の遊び方解説と同じようです。あっ、もちろん和文を読んでの感想です。英文には目を通していません(^_^;

 そして台湾でプレスされたらしいコンパクトディスク
英語版上毛かるたのCD
再生してみたところ、英語版読み札の読み上げ音声が1トラックに2回ずつ録音されていました。44札それぞれが44トラックに分けて録音されているので、シャッフル再生すればこのCDがかるた遊びの読み手を務めてくれる寸法です。でも「はい!とった~!!」「いや、こっちの方が早かった!!」とかやってる間も “One of the most famous hot springs in japan……” とかなんとか次の札に進んでしまうので、簡単に一時停止出来るような工夫が必要でしょうね。

 ふぅ~っ、なんとか「英語版上毛かるた」の開封の儀が完了しましたが、既にこの記事はだいぶ長くなっております(アッチコッチと話をとっ散らかすから^o^;)。でも、ここで区切ってしまうとまた次の更新がいつになるか分からないので、このまま箱の中身、札の話に進んでみます。

■「英語版上毛かるた」札の紹介

 ひと札ずつ細かく紹介……は、権利関係の問題もあるでしょうし、そもそもそんな気力がないのでザックリと通常版との比較で「英語版上毛かるた」の中身(札)を紹介させて頂きます。
 まずはコチラの画像をご覧ください。
英語版上毛かるたと通常版の箱を開けた状態
 大きさの違いをご理解頂けたと思いますが、英語版では上段に絵札、下段に読み札が並んでいるという点も通常版と違います。何か日本と欧米の文化の違いに由来するんでしょうか…………あっ、読み札の英文を読みやすいように、箱を左に90度回転させると上段が【い】の札、下段が【ら】の札で通常版と一致するんですね。そう気付いてみても、流石にもう面倒なのでその状態の画像撮影はご勘弁下さい(^o^;

【い】の札を例として、英語版と通常版を並べて撮影した画像を紹介していきます。
読み札表面。
英語版と通常版の上毛かるた【い】の読み札表面
英語版の和文の書体は明朝体(かな?)で、通常版の筆文字(書体名?分かりません^_^;)と違っています。
読み札裏面。
英語版と通常版の上毛かるた【い】の読み札裏面
 英語版解説の和訳を『読み札裏面解説』から引用します。

伊香保は、榛名山の中腹にあり、関東平野や美しい山並みが一望できます。
伊香保温泉は、1,300年以上の歴史を持つ名湯です。
まちの中心には、365段の石段があります。
この内容を著す英文の文字数を数えてみたら216文字でした(ピリオドとカンマは計上、スペースは除外)。一方、万葉集だの泉質、交通まで言及している通常版の文字数は132文字(題字とスペース含まず、句読点と中黒は計上)でした。一文字で意味をあらわす漢字を使っているから情報をギュウギュウに詰め込めるのでしょうね。英語版で「上毛かるた」に興味を持って頂いた外国の方には、通常版とも比較して頂き日本語そのものに興味を持ってもらえたら嬉しいです。
続いて【い】の絵札比較。
英語版と通常版の上毛かるた【い】の絵札表面
おっと、箱の画像と違い絵画部分が一致しそうなので重ねてみます。
英語版に通常版の上毛かるた【い】の絵札を重ねたところ
はい、ピッタリでした。
で、絵札裏面。
英語版と通常版の上毛かるた【い】の絵札裏面
英語版の裏面はお金が掛けられ「観光情報カード」としても機能しているようです。

■英語版上毛かるたの値段は2,000円(税込)

 ざっくりと英語版上毛かるたの札まで紹介できたところで、そのお値段の話に進んでみます。
 通常版は税抜762円を何年も保っているのですが、英語版は『1,819円+税』
英語版上毛かるたの箱裏面
現在の消費税を含めた販売価格は2,000円です。
英語版上毛かるた購入レシート
 このレシート画像にあるとおり私が購入したのは群馬県庁2Fの県民センターでのことでした。6月2日に購入していたのに7月も下旬になってやっと記事の公開……という点には目を瞑ってもらい、7月の17日だか18日だかに耳にしたラジオ(FMぐんま)の情報では「英語版上毛かるた」の書店での販売は始まっておらず、県庁県民センターか県内各地の行政県税事務所での販売にとどまっているようです。
「とっくに書店に並んでると思ってた(*o*)」と驚いてメモをチェックすると、群馬県が6月28日に公開した情報で『【入札公告】英語版上毛かるた委託販売に係る一般競争入札について』なんてものがありました。販売予定数量が7,000冊で入札は7月6日に行われたようなのですが、その結果どうなったのか良く分かりません。「バンバン刷ってガンガン書店に置いて、あとは野となれ山となれで良いんじゃないの?」という素人考えでは通らない法的な制約があるんですかね?いずれにしても7月6日の入札ならば、そろそろ結果も出て書店に並んでいるのかなぁ~とも思うものの確認は出来ていません。ゴメンナサイね(>o<)

 と、ここまで来てさらに脱線してしまいましたが「英語版上毛かるたの値段:2,000円」に話を戻すと、絵札裏面の情報印刷、読み上げCDのプレス、そして英語版を新たに作成するために必要となった人件費……あたりのコストで通常版の倍以上の販売価格になったのかと考えてみました。
 今後、作成時の人件費が回収され、読み上げCDを付属しないバージョンなどもラインナップしてもらえれば、通常版に近い価格での販売が可能になるかも知れませんね。それで「英語版上毛かるた」が群馬県民に広まれば、子どもたちへ伝える文化財として新たな価値が生まれそうです。
 さらに、今回の作成ノウハウを活かして頂き英語版だけでなく、ポルトガル語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、中国語などのバリエーションを作ってもらえれば、旅行で群馬を訪れた外国の方へは「群馬の思い出」を強調するお土産として需要がありそうですし、県内の子ども達へは英語圏以外の外国へ思いを馳せるきっかけになりそうです………とかなんとか書きながら、私自身はコテコテの上州弁(群馬弁)だけで生活していて、この「英語版上毛かるた」も保存資料として封印しちゃうんですけどね(^_^;



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