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セーブオンからローソンで焼きまんじゅうは? - 群馬の観光や名物と上毛かるた

セーブオンからローソンで焼きまんじゅうは?

■群馬県民衝撃のメガフランチャイズ契約

 2017年2月1日、群馬県前橋市に本部を置くコンビニチェーン「セーブオン」から、群馬県を中心に関東甲信越地方で運営するセーブオン503店舗をローソンに転換するという報道発表(※)がありました。吸収や合併ではなく、セーブオンがローソンのチェーン展開を行うというメガフランチャイズ契約のようです。でも、どんな契約形態かはコチラにとってはどうでもよい、というか私には良く分からない話。問題はセーブオンの名前が消えてしまうという点なんです。
※セーブオンの公式発表文書pdfファイル:
https://goo.gl/7jHcWM
(↑Google URL Shortenerによる短縮URL)

 「何年も前からコンビニ業界の再編成なんて始まってたじゃん」とか、事情通の方ならば「北陸あたりのセーブオンは既にローソンになってるよね」とか、「地元愛だかなんだか知らないけど、トカ太は “群馬がー、ぐんまがー” とうるさいんだよ」(いや、ここは群馬県情報のブログなのでその点は……^_^;)なんてご意見もあるでしょうし、さらには「は?セーブオンなんてコンビニは聞いたこともないよ」などなど、「何がそんなに『群馬県民衝撃』なの?」と合点がいかない人も多いことでしょう。

 ポイントとなるのは取扱い商品のラインナップです。地元密着の商品に力を入れていることがセーブオン最大の特徴であり、多くの群馬県民が支持する理由なんですね。他のコンビニが基本的に全国統一規格の商品(たまに発売される地域限定商品は大抵短期間の限定販売)であるのに対して、セーブオンは群馬県産商品を力強く販売しているんです。

 中でも群馬県民のソウルフードともいえる「焼きまんじゅう」を、コンビニなのにその場で焼いて売る店舗まであるとなれば、セーブオンを知らない他県の方でもそれなりに興味、関心を抱いて頂けるのではないでしょうか。

■焼きたてを提供するのが6店舗

 “セーブオンの焼きまんじゅう” ではあるのですが、実際に販売している所を見ると群馬県伊勢崎市の「株式会社 忠治茶屋」がセーブオンの店内に出店しているという格好になっています。看板だけなのか、スタッフも派遣しているのか、テナントだとすると仕入れ費用・売上げの配分はどうなっているのかなど、私には分からないことだらけですけども、とにかくセーブオンの焼きまんじゅうということで話を進めます。

 セーブオンの公式サイトで確認すると、

  • 前橋力丸店
  • 本庄沼和田店
  • 吾妻岩島店
  • 高崎南新波店
  • 吉岡上野田南店
  • 伊勢崎韮塚西店
の6店舗が注文を受けてから店内で焼き上げる方式で焼きまんじゅうを取り扱っているようです。てっきり群馬県内だけかと思っていたので埼玉県本庄市にもあることに驚きました。

 この中の「吉岡上野田南店」の写真があるので紹介してみます(2015年5月の写真ですが、今現在もそれほど大きな変化はないと思います)。

■眺めも抜群の「吉岡上野田南店」

 まずはお店の顔ともいうべき看板の写真から。
セーブオン吉岡上野田南店の看板(1)
セーブオン吉岡上野田南店の看板(2)
ご覧のとおり『上州名物 焼まんじゅう』を強力にプッシュ……あっ、“焼きまんじゅう” ではなく送り仮名の「き」が入らない “焼まんじゅう” でした(上の方に書いた部分は……まぁいいか^_^;)。

 お店の目の前を通る県道25号は、この数年の間(10年は経ってない気がします)に拡張、整備された道路です。出店もそれに合わせてだったのか広々と余裕のある駐車場になっています。
セーブオン吉岡上野田南店の広い駐車場
 長い時間運転してきた後、神経を使って狭苦しい枠の中に駐車するのはシンドイですからね、これくらい余裕のある駐車場がありがたいものです。

 そして、立派に整備された道路なのに自動車の通行量が……いや、きちんと整備されたからこそ、流入量が増えても上手に分散するのでしょう。正しくタイミングを見計らえばこんな風に中央分離帯付近から安全に写真を撮ることもできます。
セーブオン吉岡上野田南店前の県道・南方面
セーブオン吉岡上野田南店前の県道・北方面
(上:南方向、下:北方向)

 そうはいっても車道の上をフラフラ動くのは褒められた行動ではないので、とにかく駐車場に戻ってから落ち着いて北東方向を見るとこんな様子。
セーブオン吉岡上野田南店から見た赤城山(1)
『裾野は長し赤城山』札画像 はい、長~い裾野の赤城山を一望出来るんです。これだけの裾野で、もし一体の山だったら富士山をもしのぐ標高だったのでは……と思いきや最高でも2,500m程度だったと推測されているそうです(現在は黒檜山[くろびさん]の 1,828m が赤城山の最高峰)。やっぱり高さ、美しさ共に富士山は別格ですね。

 富士山とは違いギザギザしている山頂に向けて少しだけズーム。
セーブオン吉岡上野田南店から見た赤城山(2)
え~っと、どれが黒檜山ですかね。地図に整理して……とか遠回りしているとなかなか本題にたどり着けないので、この話はまた別の機会に掘り下げることにします。

■コンビニなのにオープンテラスまで

 赤城山から振り返ってセーブオンの店内に向かいます。
セーブオン吉岡上野田南店・駐車場からみた店舗外観
この写真でも駐車場の広さが分かりますよね。

 そして駐車場に面した通常の入り口ではなく、上の写真の中央あたりへ進むとオープンテラスが登場します。
セーブオン吉岡上野田南店のオープンテラス入口
奥に見える『SAVE ON』の看板がなければコンビニだとは信じられない光景です。

 でもテラスを通り過ぎて内側を見れば……
南側から見たオープンテラス
確かにセーブオン。都会のコンビニではありえない、贅沢な土地の使い方でしょうね。

 テラスの奥に進んで西(駐車場とは反対側)を見れば今度は榛名山が間近に見えます。
オープンテラス内から見た西方向
逆光で見えない(>.<)

 そんな私の残念な思い(というか残念な写真の腕前)を救ってくれるパラソルのお陰で、ちゃんとしっかり榛名山を写すことができました。
オープンテラス内から見た榛名山
う~ん、電柱が無ければなぁ~。隣の閉じているパラソルの位置からなら電柱を避けられたのかも知れませんけど、この時はそこまで考えていませんでした。

『登る榛名のキャンプ村』札画像 そして駐車場から見た赤城山と違い、榛名山はかなり近くに見えます。お店の所在地は店名が示すとおり吉岡町なのですが、榛東村との境界がすぐ近くにあるような場所なんです。まさに「名山の麓」という位置なのでこれだけ近くに見えるワケです(実際には、吉岡町と榛東村は並行して榛名山に向かっている形なので、吉岡町ももっと上の方まで続いています。でも話がややこしくなるので今日は省略しちゃいます)。

 この一番奥の位置から見たテラスはこんな様子。
奥から見たオープンテラス
席によっては駐車場からも死角になりそうです。ゆっくり寛ぐのに良さそうですね。

 例によって目いっぱい遠回りしちゃいましたが、そろそろ店内の「焼まんじゅう」販売の話につなげていきましょう。

■店内の一角は「焼まんじゅう屋さん」そのもの

 オープンテラスから直接店内に入れる扉があります。
オープンテラスから店内に通じるドア
『防犯上の理由により22:00~9:00まで閉め切り』だそうで、その時間は正面入り口を使うように注意書きが貼られていました。

 この時は真っ昼間なのでこの扉から店内へ。すると真っ先に……
忠治茶屋カウンター
『忠治茶屋』『元祖 焼まんじゅう』のカウンターが登場します。

 左手前には屋内のイートインエリアもあります。
屋内イートインエリア
ここらで念のためツッコミを入れておきましょうか。
「何屋だよっ!?」

まぁ、このとおりコンビニなんですよね。
普通のコンビニエリア

 少し左を向いてもごくごく普通のコンビニのレジ風景。
普通のコンビニのレジ

 そこからさらに左を向いたところで……
焼まんじゅうカウンター
「何屋だよっ!?」
となるワケです。

 覗き込んで写真は撮りませんでしたが、本当にその場で焼いている様子をガラス越しに確認することができます。というかレジに人がいませんね。焼き係とレジ係を分けられるほど人手に余裕はないってことでしょうか。だとすると中の人は普通のコンビニより大変でしょうね。その労力が時給に反映されているといいですね。

 値段が気になる方もいらっしゃるでしょうから『お品書き』部分を拡大しておきます。
『お品書き』部分
いや、値段よりも左の『焼きまんじゅうポイントカード』の方が気になりますね。残念ながら細かい文字まで読める写真がなかったので、次に行ったら詳細を確認してみます。

 左の方に置かれた見本は自宅調理用。
贈答用焼まんじゅうの見本
かと思ったら『贈答用』だそうです。「同じだろう」とも思ったのですが、自分で食べるなら焼かれた物を買って帰ればいいんですし、やっぱり贈答用で正解なんですね。何個入りなのか確認できませんけども(写真で見る限り16個入りでしょうか)税込1,080円だそうです。

 初めての人でも戸惑わないよう、大きく丁寧に焼まんじゅうの買い方が案内されていました。
焼まんじゅう購入方法の掲示
最長で30分くらいかかることもあると断りが書かれています。そんな混雑してる状況にあたっちゃった店員さんは不運としか言いようがないですね。

 この日は仕事の途中に立ち寄ったのではなく、しっかり焼まんじゅうを購入して帰ったんですけどね、写真を撮らずに食べちゃいました。また次の機会に紹介させて頂きますね。

■果たして今後の焼まんじゅう販売は?

 こんな特徴的な販売をしているセーブオンの焼まんじゅう、ローソンになったらどうなるのでしょうね。

 ローソンの竹増貞信社長のコメントとして『一律ローソンの商品にそろえるのではなく地域のニーズにていねいに向き合って……』なんて報道があったので焼まんじゅうも安泰かと思いきや、同じ竹増社長の言葉で別の報道では『地域に密着してローソンの商品を届けることができるようになる』なんてのもありました。

 セーブオンの基本方針としては、今まで地元のベイシアグループからだった仕入れルートをローソンからの供給に統一するということも報道されています。やっぱりセーブオンの「群馬らしさ」は失われる可能性が強そうです。

 せめて焼まんじゅうだけでも残してくれるよう嘆願書でも書いてみようかなぁ……なんて、正直なところそこまで思い詰めてはないですけどね。残ってくれたら嬉しいなと、心の中で願っておくことにします。

 ということで本日の関連札(記事カテゴリ)は、記事中に【す】や【の】の札が出てきましたが内容はセーブオン全体に関係する話なので「個別に該当する札のない群馬の文化や産業については【ち】の札」という私設ルールに従いました。
『力あわせる二百万』札画像『力あわせる二百万』


◆セーブオン 吉岡上野田南店

  • 所在地:群馬県北群馬郡吉岡町大字上野田690-1
  • 電話:0279-70-8025
  • 忠治茶屋営業時間:10:00~17:30



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コメント
非公開コメント

No title

コンビニ業界も厳しい戦いが続いていますね。
この焼きまんじゅうのにおいの漂っているであろう
地元密着型コンビニは是非そのまま残してほしいものですが・・
いえ、まさか焼きまんじゅうコーナーは無くさないでしょう!

遠くの山々を見ながら、のんびり休憩出来るコンビニは貴重です。

2017-02-04 09:33 | from apricot・a | URL

No title

セーブオンの話、本当に残念です(・´8・` )
異様に安いアイスとか好きでした。。

2017-02-05 14:21 | from VIA♪ | URL

No title

こんにちは♪
セーブオンって、初めて聞きました(^-^;
セーブっていうから勝手に西武系なのかと思いきや
SAVEなんですね(^-^;

コンビニにイートインコーナーは最近たまにありますが
オープンテラスは初めて見ました(^-^;
でも、いいですね♪
天気の良い日は気持ちよさそう!!
焼きまんじゅうも美味しそう(*^-^*)

2017-02-05 15:08 | from シンディ・バーバー | URL

apricot・aさん

あああぁぁぁ~っ
「焼きまんじゅうのにおいの漂っているであろう…」
そんな大事なポイントをすっかり忘れていました。

え~っと、実際のところは……忘れちゃいました。
仕入れたブログネタはさっさと書かないとダメって話ですね(^_^;
でもご指摘のとおり香ばしいにおいが漂っていることと思います。

他の忠治茶屋が入っている店舗も含めて、次の群馬旅で立ち寄ることが出来ないか、良ければご検討してみて下さいね(^o^)

2017-02-06 00:22 | from トカ太 | URL

VIA♪さん

どうでしょうか、一緒に「セーブオン存続活動」なんてのは。

ま、企業の利益の問題ですから利用者の声は届かないのでしょうね(>.<)

2017-02-06 00:22 | from トカ太 | URL

シンディ・バーバーさん

あぁ、なるほど、普通は西武グループを思いますね。
ところがどっこい、まったく無関係に群馬独自のセーブオンというコンビニでした(^^)

オープンテラスのコンビニなんてスゴイでしょ。
群馬観光に来て頂く時には、こんなコンビニにお立ち寄り頂くこともご検討下さいね(^o^)

2017-02-06 00:22 | from トカ太 | URL

No title

セーブオン、群馬に続き新潟の店舗数が多いらしいです。
実はセーブオンは新潟にしかないと思ってた時期もありました。
それほど地元っぽい売り方だったんですよね。

何でもかんでも統合統合、仕方ないこととは言え、特色がなくなっちゃいそうですね。(-_-;)

2017-02-07 14:00 | from miyazyy | URL | Edit

miyazyyさん

新潟のセーブオンは新潟の企業っぽい品揃えだったんですね。
貴重な情報ありがとうございます(v v)

ローソンに転換した店舗の利益率が上がったことが今回の決定の大きな要因らしいのですが「倒産の瀬戸際なんてワケでもなく存続できる状態ならば、欲張って利益を追及しなくてもいいのに……」と思ってしまいます。

地元志向に愛着を持っていたお客さん達がセブンイレブンに流れてしまった、なんて結果にならないといいですけどね。ローソンになってもセーブオンがやっていた「地元の商品を」という路線を貫いてほしいものです。

てっきりセーブオンは他県でも「ぐんま推し」かと思っていたので本当に貴重な情報をありがとうございます。
ローソンになってしまう前に新潟旅行をしてセーブオンに行ってみたくなりました(^o^)

2017-02-07 23:29 | from トカ太 | URL

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