ドラマ『お前はまだグンマを知らない』第2話 - 群馬の観光や名物と上毛かるた

ドラマ『お前はまだグンマを知らない』第2話

 『おまグン』こと『お前はまだグンマを知らない』のテレビドラマ第2話が昨晩放送されました。第1話 同様、ドラマを見て私が気になった部分などを書いてみたいと思います。

■ようやく群馬ロケのシーンが登場

 最初に、エンディングで流れた『撮影協力』について書いておくと…

狭山市 狭山教育委員会 NPO法人 小山町フィルムコミッション 飯能市 スタジオタウン小山町 シャンゴ 二岡神社
という具合に第1話と全く同じでした。各回ごとのロケ地を表示するのではなく、全4話を通して使用したロケ地がこれで全てなのでしょう。そう考えると、撮影協力の中で唯一登場する群馬県の地名(というか店名)のシャンゴはいつ登場するか分からない、と思っていたら今回サクっと登場しました。

 単にロケに使われたというだけではなく、シャンゴの料理、金額、果ては群馬県の小麦食文化までバッチリ紹介されるほどの内容で、群馬県民みんなが納得できたのではないでしょうか。あっ、でもそうすると残り2話は埼玉県と静岡県でのロケシーンしか出てこないんですかね。それもちょっと寂しいなぁ……。

 ところで今回使用されたのはシャンゴのどこ店だったのでしょう。店舗が特定された情報がネットに出回っているようですが、画面の中に分かり易いヒントがあったので自力で特定してみます(シャンゴフリークの方ならば店舗外観だけで分かるのでしょうか。私にゃ無理です)。

 分かり易いヒントというのは主人公達がシャンゴ前の歩道を歩いている場面で、後ろに映った道路案内表示のこと。国道17号と県道6号の表示が見えていたんです。国道17号と県道6号がぶつかる所といえば、群馬大学医学部付属病院近くの『群大病院東』交差点です。そこから東(群大病院とは反対)に延びるのは『東部環状線(通称:東部バイパス)』だと分かるので、東部バイパスの風景を思い浮かべ「17号を過ぎてすぐにデニーズがあったなぁ。その隣は牛丼屋があって、その先に……あぁ、シャンゴがあるわ!」と特定することが出来ました。

 でも店舗名までは分からないので、そこはシャンゴのホームページで確認。その名もズバリ『東部バイパス店』(前橋市若宮町4丁目14-18)だそうです。スッキリしたところでもう一度ドラマの画面をチェックすると、後ろにすき家とデニーズの看板も映っていました。ダメ押しで「シャンゴ 東部バイパス店」だと確認できたという次第です。

 と、文字だけで説明しても知らない人は全くイメージできないでしょうから、該当地点のgoogleストリートビューをリンクしておきます。 https://goo.gl/maps/nA5Dt8kPzBr

■下仁田戦争は歴史上の事実

 茨城県との確執を示すエピソードとして、ミト藩とタカサキ藩が争った『シモニタ戦争』がドラマ内で紹介されていました。“おまグン” の中でカタカナで書かれると架空戦記のように感じてしまうのは不思議なところ。でも、下仁田戦争というのは幕末に起きたれっきとした事実なんです。簡単に紹介しておきます。

 元治元年(1864年)、水戸藩で結成され尊王攘夷を掲げて京を目指す天狗党と、江戸幕府の命を受けた高崎藩が現在の下仁田町下小坂地区あたりで衝突した事件です。高崎藩第一陣がわずか109名だったのに対して天狗党は924名。11月16日未明に始まった戦闘で、高崎藩の本陣は正面・両翼の三方向から天狗党に攻められ、36名の戦死者を出して敗れてしまいます(天狗党の戦死者は4名)。

 目の前の桑畑に高崎藩の本陣が敷かれたという里見家は今も健在で、天狗党の放った弾丸の跡が残る蔵などは国の登録有形文化財に指定されています。

 なんて具合に下仁田戦争のことを書くと、これを原因として本当に茨城県民と群馬県民の間にわだかまりがあるように感じる人もいるでしょう。でも、群馬県民でも下仁田戦争のことを知らない人が大多数という事実(私の家内も「知らない。学校で習ったっけ?」でした)を考えると、あくまでドラマの中での誇張だとお分かり頂けると思います(都道府県別魅力度ランキングでの最下位争いという点で意識している人も多いでしょうけど)。

■ハーゲンダッツ工場の話

 主人公の神月紀(間宮翔太朗さん)に向かって、野汁先輩(加治将樹さん)が語る群馬トリビアもなかなかの見どころです。第1話では海が無い群馬と海の関わりが語られ、今回の第2話では「世界に3ヵ所しかないハーゲンダッツの製造工場のひとつが群馬にある」ことが紹介されました。色々なテレビ番組や雑学本などで紹介されてきたので、群馬県外の人にもかなり浸透している話だとは思います。

 でもこの表現だと間違いではないけど正確でもない、と敢えて注意を書いてみたいと思います。「ハーゲンダッツという会社の工場が群馬にある」のではなく「ハーゲンダッツを作る工場が群馬にある」……って、これじゃ言葉遊びみたいですね。ハッキリ書くと「タカナシ乳業株式会社」の群馬工場でハーゲンダッツを製造しているという話なんです。

 なので高崎市新町にあるタカナシ乳業群馬工場をgoogleのストリートビューで見ても……
https://goo.gl/maps/VxgJ7tR75Z52
ハーゲンダッツのロゴや文字は見当たらないんです。

 ちなみにこのタカナシ乳業群馬工場はガトーフェスタハラダの本社工場から徒歩でも10分掛からないくらいの距離です。
ハラダ本社工場全景
ハラダの工場見学 の後に、周辺散策するなんてのも面白いかも知れませんね。

■早くも後半へ

 全部で4話だけなので、次回の第3話から後半ということになります。おそらくイバラキよりも確執深く描かれるであろうトチギがまだ登場していないのが気になります。残り2話で怒涛の「トチギvsグンマ編」とでもなるのでしょうか。

 そういえば第1話に登場して謎の行動を見せた草津温泉観光大使の「ゆもみちゃん」が今回は登場しませんでした。ゆもみちゃんがほんこんさんに手渡したモノがいったいなんだったのか気になります。ほんこんさんと椿鬼奴さんの近藤夫妻が、目指す赤城神社に到着できるのかも気にな……いや、赤城神社がたくさんあるのは事実ですけども、カーナビに設定する時点でどれが正解か分かるだろ!と笑いながら突っ込みを入れておしまいですかね?

 ドラマの中で特に話題として取り上げていなかったものの、下校時の駐輪場では自転車が軒並み倒れているという描写(荒んだ学校なんて設定ではなく、空っ風のせい)など、群馬に暮らしたことがある人ならばニンマリしてしまうような細かな演出が素敵です。映画化よりも関東ローカルではなく、もっと広い範囲で地上波放送して欲しいと感じました。

【後日追記】
ドライブイン七輿、上毛かるた一式、ハラダのラスクなどが登場した第3話(2017年3月21日更新)


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コメント
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No title

テレビ見ましたよ~。
様々な場面でマニアックな群馬が見れて、面白かったです。
私も「ハーゲンダッツの工場のひとつが群馬に・・。」のくだりで
「へ~っ!」て、なりました。
実は「タカナシ乳業」の工場でハーゲンダッツは作られていたの
ですね。

最近、色々な番組で群馬が茨城など他県と戦っているのを見ますが
自虐ネタも多いとはいえ(笑)、注目度、高いと思いませんか!

2017-03-15 09:18 | from apricot・a | URL

apricot・aさん

ドラマを楽しんで頂けたようでコチラも嬉しいです(*^o^*)

apricot・aさんご夫妻の次の「群馬旅」の帰り際にでも、タカナシ乳業群馬工場をかすめながら帰る、なんてのもご検討頂けたらさらに嬉しいです。

他にも何かドラマ内の描写で「コレはどういう意味?」なんてのがあったらご質問下さい。
群馬県民にとっては常識でも他県の方にとっては疑問なコト、なんてのがあれば全力でお答えさせて頂きたいと思いますので(^o^)

2017-03-15 22:16 | from トカ太 | URL

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