一之宮貫前神社「式年遷宮祭」スケジュール - 群馬の観光や名物と上毛かるた

一之宮貫前神社「式年遷宮祭」スケジュール

『ゆかりは古し貫前神社』札画像『ゆかりは古し貫前神社』

 上毛かるたに個別札で詠まれているほどの富岡市の「貫前(ぬきさき)神社」。当ブログでは1度訪問記事を書いたきりになってしまっています。

鳥居付近から見た貫前神社の楼門2013年6月訪問の貫前神社記事

 しかもこの記事は「平成の大修復」中のことで拝殿にお参りできないなんて状態でした。

 平成の大修復完了後に再訪できないままなのが気になっていたこともあり、地元紙の上毛新聞などに貫前神社の名前が出てくる度に一応メモを残してきました。当然、12年に1度という「式年遷宮祭」にあたる年だということも、だいぶ前から認識はしていたんです。

 だが、しか~し、残念ながら3月13日から始まる式年遷宮祭をこの目でみることは難しそうな状況です。せめて誰かのお役に立つよう、観光イベント情報 としてしっかり紹介するつもりでしたが、少々思うところがあり、個別記事として貫前神社の式年遷宮祭スケジュールを紹介してみることにします。

■祭礼以外に奉納芸能など見どころがいっぱい

 1,400年以上の歴史を持つ神社の祭事ですから、観光向きではない遅い時間の予定もあったりします。でもとにかく(貫前神社公式ホームページ からの情報を参考にして)一通り紹介してみます。

  • 3月13日(月)
    • 14:00 「真御柱御剱奉遷祭(しんのみはしらぎょけんほうせんさい)」
      仮殿の真御柱にある御剱を本殿の真御柱に遷す祭事
    • 20:00 「本殿遷座仮殿祭 (ほんでんせんざかりでんさい) 」
      本殿への遷座を奉告する祭事
    • 23:00 「御神宝移しの儀(ごしんぽううつしのぎ) 」
      御神宝を仮殿へ移す祭事
  • 3月14日(火)
    • 02:00 「遷御(せんぎょ) 」
      遷宮祭の主祭事。御霊代を納めた御羽車を仮殿から本殿に遷す祭事
    • 16:00 「本殿遷座本殿祭(ほんでんせんざほんでんさい) 」
      御遷座の無事終了を奉告し、祝う祭事
  • 3月15日(水)
    • 11:00 「奉祝例大祭(ほうしゅくれいたいさい)」
      遷宮祭終了により、貫前神社の御神徳を増加を祝う祭礼
    • 12:00 奉納芸能(仮殿前特設会場)
      • 12:00 太々神楽(一之宮貫前神社神楽保存会)
      • 12:30 獅子舞(秋畑地区二ツ石組)
      • 12:45 神楽舞(一之宮貫前神社御神子による)
      • 13:15 雅楽・紙芝居(一之宮貫前神社)
      • 13:30 獅子舞(秋畑地区二ツ石組)
      • 13:45 八木節・神農原節(神農原八木節保存会)
      • 14:00 獅子舞(宇田獅子舞保存会)
      • 14:30 八木節(宮崎八木節保存会)
      • 14:45 太々神楽(一之宮貫前神社神楽保存会)
  • 3月16日(木)
    • 11:00 「奉祝大祭(ほうしゅくたいさい)」
      天皇陛下からの賜りものを捧げて、遷宮祭の総ての祭事が無事終了したことを関係者一同でお祝い
 これらの祭事が何者にも邪魔されず執り行われるように警護するという意味で「火消行列・梯子乗り」が、周辺各地で地域のみなさんにより行われます。観光イベントとしては梯子乗りのアクロバティックな演技が見モノだと思います。が、スケジュールの詳細がちょっと分からないのでここでの紹介は控えさせて頂きます。

■式年遷宮は1年掛けて行われる祭事

 1,000年ほど前は貫前神社でも伊勢神宮のように社殿を造り直して遷宮を行っていたようです。現在のように仮殿を使うようになったのがいつからなのか、私にゃよく分かりませんが、戦国時代末期には13年毎に遷宮を行うこととなり、それが明治時代に入り新暦が採用されると申年に仮殿に遷っていただき、酉年の3月に本殿に戻っていただくという、12年毎の祭事になったようです。

 そんな貫前神社の式年遷宮について2016年のメモを確認すると、4月3日に行われた「山口祭(やまぐちさい)・木本祭(このもとさい)」から祭事が始まっていたようです。これは、仮殿に使う真御柱(しんのみはしら)用の杉を下仁田町栗山で切り出すというもの。それに続く、仮殿の建築に関するメモ(建て始めとか完成とか)は見当たらないのですが、12月12~13日に仮殿に遷っていただいたというのは記録が残っていました。

 報じられた情報だけを元にしたメモですので、これくらいしか残っていないのですが、おそらく昨年の4月3日以降、たくさんの神事が行われてきたのだと思います。関係者の方と知り合って全てを聞いてみたいものです(いや、私にゃ理解できない難しい言葉だらけなのでしょうね^_^;)。

■2008年の貫前神社の写真

 上にも書いたように、当ブログで 過去に紹介した貫前神社 は「平成の大修復」中のことでしたので……
平成の大修復中の貫前神社拝殿と本殿
拝殿にお参りすることが出来なかったんです。拝殿の代わりに楼門でお参りするとかだった気もするんですけど、ブログ初心者だった当時は「ひと様に紹介するためにガッツリ記録する」という意識が薄く、色々とうやむやのまま記事にしていました。

 その時の話は掘り下げようがないものの、休眠中のパソコンデータを漁ったら2008年に貫前神社を訪問した時の写真が出てきました。

 2008年は、修復前なのでだいぶアチコチがお疲れのご様子。
2008年の貫前神社拝殿
2008年の貫前神社拝殿の彫刻

 拝殿の扉が開け放たれていたので、失礼してこんな写真も撮っていました。
2008年の貫前神社拝殿から見た本殿方向
ま、ここまで光が少ない写真ではどこがどうに修復対象だったのか分かりませんけどね。

 外から見た本殿はこんな様子でした。
2008年の貫前神社・外から見た本殿
彫刻が色褪せていることもハッキリ見て取れる特徴ですが、それ以上に屋根が時間の経過を物語っているように感じます。

 な~んて、同じアングルで比較できる写真ではないので分かりづらくてゴメンなさい(^_^;

■トカ太父の1969年の写真……ということは……

 諸事情により閉鎖してしまった本館サイトでは、『ゆかりは古し貫前神社』 の関連写真としてトカ太父の撮ったこんな写真を掲載していました。
1969年の貫前神社祭事
父親の撮影メモによると『1969年3月撮影』だそうです(48年も前の写真なので一切ボカシは入れません。万が一、問題があったらご連絡をお願いします)。

 毎年行われる例大祭を撮ったものだろうと思いつつ「うん?48年前ってことは……」と気が付いてしまいました。

 12年ずつ引き算してみると、2017年 → 2005年 → 1993年 → 1981年 → 1969年 ということで『1969年3月』に撮られたこの写真は、式年遷宮祭における奉納舞なんだと思います。

 父親がどこまで当時のことを覚えているのか確認していないんですけども、もう少し前後の様子がネガフィルムに残っていたような気がするので、いずれスキャンして紹介させて頂きたいと思います。

 何はともあれ、上野国一之宮である貫前神社の式年遷宮祭が滞りなく執り行われるようお祈りしたいと思います。

◆上野國一之宮貫前神社

所在地:群馬県富岡市一ノ宮1535
電話:0274-62-2009(8:00~17:00)
貫前神社公式ホームページ




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